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展覧会名

第13回三井不動産商業マネジメント・オフィース・エクスビション
The 13th Mitsui Fudosan Retail Management Office Exhibition

開催期間

2017年5月13日(土)ー10月27日(金)

一般の方々の鑑賞は、6月23日、8月25日にご覧ください、フリートークが有ります。
2017年6月23日(金) 開催時間:18:15-19:30 (室町 克代・今江 ひとみ・安藤 開)
2017年8月25日(金) 開催時間:18:15-19:30 (中島 由絵・やまざき のりこ・大橋 俊介)

主催

三井不動産商業マネジメント株式会社

三井不動産商業マネジメント式会社 ホームページ>>
目的

企業における芸術文化の育成と社会貢献活動を目的とする。
アートのクリエイティビリティーを感受し、会社内及び社員への文化普及活動として開催する。
7室のオフィースをギャラリーとして活用の場を広げる。
現役の美術大学生及び若手アーティストの作品の発表の場を提供する。

企画趣旨

企業における文化の育成と社会貢献の一環として浜町センタービル12階のオフィースを
アーティストに提供することで、企業文化と地域社会における芸術文化の発展に寄与する。
21世紀型グローバル企業を目指し、文化創造の枠を超えて 地域と共に「社会に豊かさと潤
いを」実現する、三井不動産グループの企業理念に合致するものです。

キュレーター:

上田雄三(キュレーター)
運 営: 有)キュウコンセプト/ギャラリーQ

Exhibition Archives
Art Works



室町 克代 Muromachi Katsuyo


未来へ (左)
ミクストメディア、カンバス
72.7× 60.6cm
2017

日は昇る (右)
ミクストメディア、カンバス 
91×72.7 cm
2017

 

 


ステートメント:
私の作品は台所から始まる。毎日使っている見慣れた食器や食材、料理など
から想像の世界に入って行く。それはつかみ所のない当てもない空想の中を旅
しているようでもある。小さいころに読んだおやゆび姫になって見たり、宙に
浮かんで見たりといろいろな視点でその世界が広がる。

また、ステンレスに映り込む、ガラスを通して見える、旅は果てしなく続く。
絵の具の滲む、染みるのに魅力を感じ、ここのところ主に水性の絵の具を使っ
て描いている。
それは油彩より乾くのが早く滲んだ時の色が鮮やかに残るからだ。
しかし油彩も捨てがたい。
色が好きである。
色を使って飽きるまで描き続けるつもりである。


Muromachi Katsuyo CV

神奈川県生まれ 
  武蔵野美術大学造形学部通信教育課程油絵学科絵画コース 卒業
  女子美術大学大学院修士課程美術専攻洋画研究領域 修了

Kwon Youngsuk


Yellow bundle of flowers(左)
油彩、カンバス
72.7x60.6cm 
2014

Blue bundle of flowers(右)
油彩、カンバス
72.7x60.6cm 
2014



ステートメント:
作品のテーマは「吸気・呼気(Breathe in Breathe out)」。
酸素を吸い込み(吸気)、二酸化炭素を吐き出す(呼気)エネルギ作用、
それを「呼吸」という。呼吸は生命現象そのものである。そうみれば、
人が花という素材をたゆまず取り入れているのもこの呼吸と関わっている。
動物であれ、植物であれ、森羅万象の生成と消滅も結局呼吸の又の名では
ないか。呼吸とは 事象の秩序である。私ははこの秩序を自身が日常生活と
呼吸を合わせていくこと、その肯定的な生き方の力にしていると言った。
私にとって呼吸とは絵を通した精神的な治癒とも解釈できうる。
ひいてはその呼吸の意味は人同士の意思疎通や社会的な疎通といったより
幅広い話として展開していくのであろう。

Kwon Youngsuk CV

  ソウル生まれ
  パーソンズ ニュースクール デザイン、ファッションデザイン卒業

中島 由絵 Nakajima Yoshie

 

Terra incognita #35 (左)
リトグラフ
75×105cm
2017

Terra incognita #32(右)
リトグラフ
75×105cm
2017



  ステートメント:

”Terra incognita”は、”見知らぬ場所”という意味のラテン語です。
私は”見知らぬ場所”に迷い込んだ先で出会った風景を主題に制作してい
ます。

そこには家や船など、自分のよく見知ったものたちが登場します。
見知らぬ場所に迷い込んだ不安の中で、寄る辺として縋りたくなるような
モチーフですが、しかしそれらは温かく自分を迎えてくれるわけではなく、
懐かしくもよそよそしい存在です。

そんな無表情な見覚えある風景とかたち達、あるいは不気味な懐かしさを
表現しています。


Nakajima Yoshie CV

1985 神奈川県生まれ
2008 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
2010 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻版画コース修了



やまざきのりこ Yamazaki Noriko



信念と執着(左)
水彩紙、鉛筆、パステル、アクリル、パネル
72×91cm
2015

幸せを呼ぶ魚 (右)
ケント紙、鉛筆、パネル
72×91cm
2016



  ステートメント:

作品を描く中で、私の軸になっているものは『自由』です。
形のあるモチーフに花を埋め込んでみたり、自由な形に花を埋め込んでみたり
と一見、計算で描いている様に見えるかもしれません。
ですが私が描く作品は、その時その時の感情から生まれたものです。
怒りや喜びなど様々な感情から浮かび上がったものを『花』を使って表現して
います。
その感情をスト レートに伝えるために『色』という無駄なものを省き言葉では
伝えきれない思いを鉛筆を使って『花』にしているのです。
自分を解放し型にはめず、自分らしい自由な発想を作品に向けることで完成さ
れる言わば、私からのメッセージなのです。


Yamazaki Noriko CV

1981 栃木県生まれ

 

中島 由絵 Nakajima Yoshie

Terra incognita #30(左)
リトグラフ
38×38cm
2016

静かの庭 #2 (中)
リトグラフ
38×38cm
2016

喜ばしい夢 #3(右)
リトグラフ
38×38cm
2016



  ステートメント:

”Terra incognita”は、”見知らぬ場所”という意味のラテン語です。
私は”見知らぬ場所”に迷い込んだ先で出会った風景を主題に制作してい
ます。

そこには家や船など、自分のよく見知ったものたちが登場します。
見知らぬ場所に迷い込んだ不安の中で、寄る辺として縋りたくなるような
モチーフですが、しかしそれらは温かく自分を迎えてくれるわけではなく、
懐かしくもよそよそしい存在です。

そんな無表情な見覚えある風景とかたち達、あるいは不気味な懐かしさを
表現しています。

 

Nakajima Yoshie CV

1985 神奈川県生まれ
2008 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
2010 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻版画コース修了

大橋 俊介 Ohashi Shunsuke


root(左)
油彩、カンバス
72.7×60.8cm
2016

合体~Shira Infinity~(右)
油彩、カンバス
72.7×56.3p
2016


ステートメント:
自分の頭で考えた妄想にほど近いビジョンは常に流動性を帯び、それを目の
前のモノとしてアウトプットすることは至難の技であるが故に最高の刻み甲斐
を顕す。
白紙または無空間にその一瞬一瞬の「おもしろいこと」を形状記憶物体として
排出し、その蓄積により形作っていく。
その形状記憶物体は日常生活の「おもしろいこと」が無意識下で滲み出したも
のであり、流動性を帯びていることからその一瞬の全てを複製し排出すること
は不可能であるが、その一瞬の「おもしろいこと」の排出、蓄積の繰り返しを
経て私の作品は作品が形成されていくのである。
そして作品の形成の連続が自己世界の形成につながってゆく。この一連の流れ
は全て私の1人の中の出来事である。

Ohashi Shunsuke CV

1993 山梨県生まれ
2016 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業

 

今江 ひとみ Imae Hitomi

ある昼間の光景 (左)
リトグラフ
54×52cm
2016

ある朝のできごと(右)
リトグラフ
68×86cm
2016

 


ステートメント:
作品の根底にあるのは聴覚障害者である両親と共に暮らした、
静かな生活の記憶です。

それを踏まえつつ、繰り返されながらも変化する普段の日常を、
映像のようにとらえながら客観的に描くことを試みています。

鑑賞者が各々の日々の記憶に浸りながら、何気ない生活の中の
ささやかな変化に気づくきっかけになればと思っています。


Imae Hitomi CV

1993 福島県生まれ
2016 女子美術大学芸術学部洋画専攻版画コース卒業
  女子美術大学大学院美術研究科博士前期課程美術専攻版画研究領域 在籍

室町 克代 Muromachi Katsuyo


乾杯
ミクストメディア、カンバス  
162×162p
2017



ステートメント:
私の作品は台所から始まる。毎日使っている見慣れた食器や食材、料理など
から想像の世界に入って行く。それはつかみ所のない当てもない空想の中を旅
しているようでもある。小さいころに読んだおやゆび姫になって見たり、宙に
浮かんで見たりといろいろな視点でその世界が広がる。

また、ステンレスに映り込む、ガラスを通して見える、旅は果てしなく続く。
絵の具の滲む、染みるのに魅力を感じ、ここのところ主に水性の絵の具を使っ
て描いている。
それは油彩より乾くのが早く滲んだ時の色が鮮やかに残るからだ。
しかし油彩も捨てがたい。
色が好きである。
色を使って飽きるまで描き続けるつもりである。


Muromachi Katsuyo CV

神奈川県生まれ 
  武蔵野美術大学造形学部通信教育課程油絵学科絵画コース 卒業
  女子美術大学大学院修士課程美術専攻洋画研究領域 修了

安藤 開 Ando Kai



ないのかたち
21×21×21cm  4点
70×29×21cm  1点
14×21×14cm  1点
2016


ステートメント:
形として認識できないけれど、物質以上に敏感に感知できる存在が「もの」
の中にはある。
私は、面や線をたぐって鉄を紡ぎ合わせ、空間を囲んだ一つのフォルムを創る。
その静止したフォルムは、感覚を呼び覚ます振動を起こすものになると願って
いる。

Ando Kai CV

1988 神奈川県生まれ
2013 多摩美術大学美術学部工芸学科卒業
2015 多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程工芸専攻修了
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